礼拝メッセージ 2016年 6月 26日
説教題 「主にゆだねよ」
聖 書 詩篇 第65篇5、6節
(序論) この世の人生を生きるとき、問題にぶつからない人は一人もいません。人々は、自分にやって来る問題を解決する道が分からないと、さまよったり、不安になったりします。今日の御言葉は、このような問題にぶつかった人に、その解決の方法を提示しています。
(本論) まず聖書は、私達に「あなたの道を主にゆだねよ」と命じます。人はこの世を生きるときに直面するすべての問題を、神にゆだねるよりも、人間の知恵や考えや手段、そして経験で解決しようとします。しかし、私達人間は、一寸先も知ることの出来ない有限で無能力な存在ですから、人間の知恵や考えや経験を総動員して事を計画しても、結果を見ると、誤って事をし損じたということがよくあります。
私たちが本当に勝利する人生を生きるためには、私たちの道を神様にゆだねなくてはなりません。では、ゆだねるとはどういうことでしょうか。
毎日神の前に出て、祈りによってあなたの個人の問題、家庭の問題、仕事の問題などを神様に告げる、それが神にゆだねるということです。
次に聖書には、「主に信頼せよ」と書かれてあります。問題をゆだねたら、次に絶えず神様に信頼しなくてはなりません。全知全能であり、どこにでも偏在される神が、共におられ、すべての問題を解決して下さる考えを忘れず、また、万事を益として下さることを信じ、感謝へと進まねばなりません。
(結論) あなたがこのような信仰の態度を持つとき、神様はあなたのあらゆる問題を解決してくださるのてす。
「人には出来ないことも、神にはできる」(マタイによる福音書第19章26節)