礼拝メッセージ 2019年 8月25日
説教題 「主に申し上げよ」
聖 書 コリント人への第1の手紙 第10章13節
この個所は伝道者パウロが、初代教会のキリスト者を慰め励ますために書かれた手紙です。今の時代の人々も、試練のない人生などありえません。ましてや、キリスト者として神様の御心に従って生きようとすれば、するほど、そこに戦いが出て来ます。
1.試練とのがれる道 神様は、二つセットでご自分の計画を遂行されます。神様は、私たちの試練を、私たち以上に、良くご存じです。だから、必ず「逃れの道」も計画しておられると聖書は言います。ならば「逃れの道のない」試練はありえない、ということになります。愛と恩寵なる神様は、逃れの道も用意して、なおかつ、耐えられないような試練も与えられない、お方です。しかし、私たちを訓練するために、逃れの道が、どこにあるかを、お示しにならないことがあります。私たちが、無策の策で、すべてを主に委ねることを求められることがあります。どんなに大揺れの試練の日にも、主のみつばさの陰に宿る時は、平安が与えられます。
2.主に申し上げる 主にある皆さん、一人胸を痛めず、主にあなたの心の重荷を、ためらわないでおろしてください。そして、こころゆくばかり、あなたの願いを、愛なる主に申し上げてください。私たちクリスチャンには祈るという道が開かれています。主は聴いて下さる、と約束されています。答えがすぐに来ないかも知れません。しかし、あなたの魂からもれた、ひと言、ひと言は、決して、地には落ちません。試練を信仰の目でみて行きましょう。そこには、たしかに主のみ手、お働きがあるのですから。