2019年10月14日月曜日

礼拝メッセージ  2019年 10月13日
説教題 「神の民の少数派」
  書  士師記 第7章6、7節
   ギデオンは、たった300名で、巨大な浜辺の砂粒のように思えたミデヤン人の陣営を攻め、イスラエルの国を解放しました。神様は、多くの場合、少数派とともに働いて来られたことを聖書は語ります。民主主義は多数を必要とします。しかし、神様は少数派でも満足しておられるかのようです。
 ですから、たとえ少数派の一人となっても落胆してはいけません。ギデオンの300人、12弟子のことを思い起こしましょう。また、サウルの子ヨナタン王子と道具持ちの若者のことも覚えます。(サムエル記上146) ヨナタンは、道具持ちを励まして言いました。
「さあ、われわれは、この割礼なき者どもの先陣へ渡って行こう。主がわれわれのために何か行われるであろう。多くの人を持って救うのも、少ない人を持って救うのも、主にとっては、なんの妨げにはならないからである」。 こうして、ギデオンと300人はミデヤン人の陣営を破り、少年の、二匹の魚と五つのパンで5000人養い、弟子たちも恐れ驚嘆した「風も波も従わせられるお方」である主、ヨナタン王子と道具持ちの若者はペリシテ人を打ち、主イエス・キリストの十二弟子は、当時の世界をひっくり返したのでした。
 私たちも少数派であっても、神様が共にいてくださり、無から有の神、あえて少ない数で戦いを求められる神様の御心を受け、少しで少数派をもって、世の中に大胆に神様のみ旨を知らせ語り神の国を築きましょう。神様は日本の少数のクリスチャンを用いて、この国をこの町をひっくり返そうとしておられるのかも知れませんね。