礼拝メッセージ 2017年 6月 25日
説教題 「聖なる労苦」
聖 書 コリント人への第一の手紙 15章58節
(序論)パウロは、いろいろと問題の多いコリントの教会員に対して、この手紙の初めで「聖徒として召され、キリスト・イエスにあって聖なるものにされた方々へ」と尊称を持って呼びかけましたが、またここで「私の愛する兄弟たちよ」と呼びかけています。何気ない一句にも牧会者としての愛情深き使徒パウロの姿を見ます。同時にこの手紙は、神様がパウロを通して、現代に生きるキリスト者ひとり一人にあてられた励ましの手紙でもあります。
(本論)57節、私達はイエス様によって罪を除かれ未来を先取りする形で、復活と栄化による勝利の光栄に浴する約束を与えられています。しかもそれら全ては神様の無代価の恩恵によってなされたことですので、ただただ感謝するのみです。パウロは語ります。58節「ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは、主にあっては、自分たちの労苦がむだでないことを知っているのですから」と。
このたびのホルン・ピアノコンサートのために、様々なところで、祈りをはじめ様々なご奉仕がなされました。主は知っていてくださいます。
何よりも、宮田兄の気迫のこもった証、演奏ゆえに感謝いたします。主が水島教会を愛しておられるから、宮田兄が遣わされました。マルコ10:46節では、バルテマイの魂の叫びを聞いて下さいました。あなたの嘆き悲しみに、主は耳を傾けておられます。
(結論)主は私達に目を注ぎ、叫びと願いに耳を傾けて、小さなうめき声も聞き、問題を解決してくださいます。「ダビデの子イエスよ、私をあわれんでください。」