2018年4月8日日曜日

礼拝メッセージ  2018年 4月 8日 
説教題  「ストレスの解消法
聖  書  マルコによる福音書 第6章31節
(序論)イエス・キリストは、弟子たちに言われました。「さあ、あなた方も、人を避けて寂しい所へ行って、しばらく休むがよい。」 このみ言葉は、あなたにも言われています。
「そんな暇はない…。私は、それほど忙しくない…」と、言われますか?
(本論)ある実業家が、書類を毎晩持って帰り、毎晩遅くまで仕事をしていました。「どうしてそんな事をするのですか」と尋ねると「私以外にその仕事の出来る人はいません。出来るのは私だけです。迅速に処理出来るのは私だけです。全てが私にかかっているのです」と答えが返って来ました。
 それを聞いた医者は、彼に処方箋を書きました。「毎日二時間さいて、長い散歩をしてください。また一週間に半日をさいて、その半日を墓地で過ごすように。」「そのわけは……」と医者答えました。「私はあなたに、墓地を歩き回って、そこに永眠している人々の墓石を眺めてもらいたいのです。そして、彼らの多くは、あなたと同じように全世界が自分の両肩にかかっていると、考えた人かも知れませんが、今はそこに眠っているという事実を、よく考えてもらいたいのです。あなたが今永遠に眠ったとしても、世界は今と同じように動くし、他の人々でも、あなたがおやりになっているような仕事を、することが出来るものである、という厳粛な事実を、よく考えてもらいたいのです。」
 私は、あなたが墓石の前にたたずんで「あなたの目の前には千年も、過ぎ去れば昨日のごとく、夜の間ひと時のようです」(詩篇9040)、「空の鳥を見よ、刈ることも倉に取り入れることもしない、しかし、天の父は彼らを養ってくださる」(マタイ626-34)、「事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ、これは全ての人の本分である」(伝道書1213)、これらの聖書の言葉を、心に思いめぐらすことをお勧めします。
(結論)彼は、この言葉を聞いてから、自分の歩調を遅くするようになりました。また権限を人に委ねることを学びました。その時から彼はもう、やっきになったり、気をもんだりすることをやめ平和になりました。そして現在では、以前よりも一層よく仕事が出来るようになり、事業も、もっとよい状態にあることを認めています。 またある人は、「暇がある」と思いつつも、神様との交わり(祈り)を、み心を聞く時を、おろそかにしている人がいませんか。
 自分の考えた道だけを歩いていませんか。御前に静まりの時を持ちましょう。

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