2021年2月14日日曜日

礼拝メッセージ 2021年2月14日
説教題 「災いではなく、平安・将来・希望」
  書  エレミヤ書29章11節
(序論)この章は、エレミヤが、バビロンに連れ去られた人々に手紙を書いて、彼らを励まし、教えさとしたことが記されています。
(本論)エレミヤは、捕囚の地では、家を建て、畑を作り、結婚して子を産み、そこで増えよ、減ってはならない、と勧めました。そしてこのように預言しています。
「主は言われる。70年の時が満ちると、わたしは彼らをこの所に帰らせる。それは災いではなく、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。その時、わたしに呼ばわると、わたしはあなた方の祈りを聞く。私を尋ね求めるなら、わたしが、あなた方に会う。と主は言われる。」、と。1114節)
1)主の栄光をあらわす使命  主は、捕囚の地で家庭を持ち、仕事に励みその町の繁栄を祈れと語られました。(5-8節) 捕囚の民にすれば、約束の地に帰ることを待ち望むべきなのに異邦の地に落ち着くなどとは、まして憎むべき敵のまちのために祈るなど、とても出来ることではない、と考えるのが当然です。しかし、主は70年後の帰国を予告しながらも、そこに落ち着いて生活するべきことを命じられました。それは彼らが捕囚の地で、衰えることなくかえって力をつけることが出来るため、また、異邦の人々にも祝福を分け与えるためでした。私達の国籍は天にありますが、(ピリピ123) 一時的なこの地でも、家庭を築き、仕事に励み、世の人々に主の恵みを分け与え、主の栄光をあらわす使命があたえられています。
2)主のご計画、災いではなく、希望・将来  「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画は、わたしが知っている」と。 神様が知っていらっしゃるのであって「お前は知らない」と、言われます。 私たちには、分からないのです、明日どうなるのか。 でもその全てのこと、明日のことを知っておられる主が、おられるのです。そのご計画は「災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、将来を与え、希望を与えようとするものである」と。決して、私たちを失望落胆させることではなくて、神様の恵みの中に、神様の御業の中に私たちを、置いてくださるという、こんな素晴らしい神様の御思いなのです。
 しかし、この世での生活には、苦しみがあります。今は苦しみと思えることも、やがてそれは主のご計画の中で生かされ、より良い大きな祝福のもととなることが約束されています。
(結論)私たちの生活の、どの事をとっても神様によらないものは、何一つありません。神様が、私たちに抱いてくださるご計画は、いま事実、着々と行われています。そのことを信じて神様の備えられた、与えてくださった今という時、与えられた健康、与えられた時間を、与えられた財を、神様のものとして喜び感謝して、それを大いに活用させていただきましょう。

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